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糖尿病と免疫力の関係

免疫力 糖尿病の方には免疫力が低下する傾向があります。人の身体には菌やウイルスから身体を守る役割を果たす白血球というのがあり、その中でも中心となって細菌やウイルスと戦ってくれるものを好中球と言います。

糖尿病になると好中球が減少することから免疫力が低下し、さまざまな疾患を引き起こします。免疫についての知識を身につけるとともに、日頃から免疫力を上げるように努めましょう。

糖尿病と免疫力の関係

糖尿病と免疫力の関係について学びましょう。人の身体は感染防御機構によって常に細菌やウイルスと戦っています。しかし糖尿病の方は好中球の減少をはじめ免疫反応の低下や神経障害、血流の悪化、更なる血糖値の上昇などから感染防御機構の破綻を引き起こし感染症にかかりやすくなると言えますので注意が必要です。

糖尿病の治療におきましては血糖値を下げることが重要ではありますが、同時に免疫力を高める対策を実践することをおススメします。

免疫反応

免疫反応とは、一度感染した病原体に対して防御する仕組みのことをいいます。人の身体は一度感染した病原体に対する抗体が作られて、同じ病原体が侵入しようとしてきても免疫反応によって守られるようになっているのですが、高血糖の方は免疫反応が弱くなっています。

神経障害

神経障害がある場合は、内臓の働きが乱れやすいことから胆嚢炎や膀胱炎を引き起こしますし、痛みを感じ取る神経にも影響が及んで感染症に気がつくのが遅れることがあります。

また、自律神経の悪化に繋がってEDを引き起こすこともあります。放置することによって症状が進行する場合もありますので気をつけましょう。

血流の悪化

血流の悪化にも注意が必要です。糖尿病の方は血流が悪い場合が多く、細胞に十分な酸素や栄養が行き渡りません。そのため白血球が到達しにくく感染症を引き起こすと言えます。

さまざまな内臓の疾患も起こりやすくなりますし、ダメージの回復にも時間を要します。 また、抗生物質などの薬も血流が悪いことによって感染部位に届きにくくなることから、薬の効果にまで影響を及ぼします。

更なる血糖値の上昇

免疫力が低下して感染症にかかることによって、インスリンの効果を出にくくするサイトカインなどの物質が増えて高血糖になるのですが、これにより糖尿病の悪化を引き起こすだけでなく感染症の進行にも繋がります。そういった悪循環に陥るのを避けるためにも、日頃から免疫力を高めるように心がけていきましょう。

免疫力を高めるためには

免疫力を高めるためには十分な睡眠や適度な運動、バランスのとれた食事や湯船に浸かることなどがあげられます。日頃の生活習慣を見直すことによって免疫力アップに繋がりますので実践してみましょう。

免疫力は加齢に伴って低下していきますので、いつまでも若い頃と同じ生活を送っているのはよくありません。意識することによって生活を改善することは可能ですので、積極的に行っていきましょう。

免疫力の低下によって感染症になってしまったら早めに受診するように心がけましょう。状態によってはインスリン注射が必要な場合もありますし、症状の悪化を防ぐためにも重要です。自己診断することなく積極的に受診するように意識しておきましょう。