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低血糖について

低血糖 糖尿病の方は食事制限や運動などを行って血糖コントロールを心がける必要があります。血糖値が上がり過ぎないように気をつけることと同様に大切なのが、血糖値の下がり過ぎにも気をつけなければならないので、日頃から対策を立てておきましょう。 インスリンを用いた治療を行っている方は、特に気をつける必要があります。日頃から低血糖に関する知識を身につけておくことが予防に繋がりますので、積極的に取り入れていきましょう。

低血糖の症状

低血糖の症状としては、血糖値の平均が68㎎/dLになるとアドレナリンやグルカゴンといった拮抗ホルモンが分泌されはじめ、53㎎/dLでは毛足の震えや吐き気、動悸や発汗といった症状が表れます。次に48㎎/dL以下になると錯乱状態に陥ることもありますし、めまいや眠気、疲労感、脱力といった症状などもあらわれます。ここまできても糖分を摂取しないでいると、意識障害を引き起こすことがありますので注意が必要です。

また、低血糖になっても症状があらわれない無自覚性低血糖にも気をつけなくてはなりません。1か月から2か月の間に低血糖になっている方や神経障害がある方は、突然意識障害を引き起こすこともありますので頭に入れておきましょう。

進行すると低血糖昏睡になって死に至るケースもありますので、低血糖を軽視してはいけません。人それぞれ症状のあらわれ方が異なり場合もありますので、自身の症状を見逃さないように気をつけましょう。

低血糖の対処方法

低血糖の対処方法としては、意識がはっきりしている場合はブドウ糖や砂糖が含まれている食べ物や飲み物を摂取して安静にします。 自分で糖分を摂取することが難しい場合は、周りの方に介助してもらわなくてはなりません。家族はもちろん、可能であれば職場の人たちにも自身が低血糖になった時に備えてお願いしておくことをおススメします。

また、状況によっては受診を要する場合もありますし、周りに自身が糖尿病だということを知っている人がいない場合などもありますので、日頃から専用のIDカードを携帯しておくように心がけてください。

なお、運転中に低血糖を感じたら、安全を確認して車を路肩に停めましょう。我慢して運転するのは危険です。注意力が散漫になったり手足が思うように動かなくなったりすることもありますので事故を起こしかねません。 日頃から自身が低血糖になった場合の対処方法を頭に入れておくことによって、最悪の事態を避けることができます。

低血糖を予防するためには規則正しい生活を心がけることが大切です。指示された時刻に薬を服用し、指示されたカロリーの食事を摂り、適度な運動を行うことによってインスリン量のバランスは保たれます。

どうしても食事の間隔があいてしまう時などは軽く炭水化物を摂取して、次の食事の際に摂取した分だけ減らすといった工夫も大切です。また、普段よりも運動量が増える場合は指示されているカロリーにプラスして補食を摂ることもおススメします。

こういった心がけによって低血糖を予防することが可能なので、日頃から意識しておきましょう。 血糖値のコントロールを厳しく行うことによって低血糖のリスクは高まります。最近はインスリン製剤や飲み薬の種類も増えて低血糖になりにくい状況ではありますが、もしもの時に備えておくことは大切です。正しい知識を身につけて血糖コントロールと低血糖の予防に繋げましょう。