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糖尿病を防ぐためにすい臓と肝臓を労わろう

すい臓と肝臓 あらかじめ2型糖尿病を予防する方法を知っていれば、日常生活を送る中でも様々な点で注意を払って過ごせることと思います。例えばすい臓と肝臓について、2型糖尿病と深い関係のある臓器と言われていますが、それぞれどんな役割を持って働く臓器なのか、この機会にいくつかお話していこうと思います。要点を抑えておくことで、日ごろの生活でなにに気をつけて過ごしたらいいのかヒントが見えてくるはずです。

すい臓について知ろう

糖尿病を患うと担当医との関係性が大事になりますね。専門医による診察、診断によって正しい治療が行われていきます。このとき医師から必ず説明されるのが「すい臓」の話なんです。すい臓のサイズは数グラム程度。この小さな臓器の中でインシュリンのほかにもグルコガンという物質を分泌している箇所があります。今現在は「すい島」と呼ばれていますが、かつてランゲルハンス島と呼ばれていたことがありました。その事実を突き止めた人の名前がつけられています。

このすい島はすい臓におよそ100万個もあるようで、それだけたくさんあるのにもかかわらずすい臓の大きさから見るとおよそ1~2%程度しかないのだとか。さらにすい島のおよそ80%がベータ細胞と呼ばれていて、この細胞が壊れてしまうと糖尿病になるという仕組みなのです。肥満や老化、遺伝などが原因で2型糖尿病になると言われていますが、なぜそれらが原因となって病気が発症するのか少しでも仕組みを理解することで、病気に対して前向きに向き合えるのではないでしょうか。

肝臓について知ろう

肝臓はアルコールを分解してくれる、というのが一般的によく知られている仕組みかもしれませんね。実は糖尿病を患うと肝臓の働きにも影響がでてしまうのです。肝臓の位置は右のわき腹部分にあるので、疲れがたまっていたりお酒を飲み過ぎたりすると、その辺りが苦しいとか痛いなどと感じる方も多いのではないでしょうか。

もともと肝臓はブドウ糖をグリコーゲンに変える働きをします。体の血糖値が下がったときに糖を必要とするため、このとき肝臓はブドウ糖を糖に戻してくれるわけです。特に筋肉は多くの糖を必要としているので、他の臓器などにもしっかり必要な糖がいきわたるように調節する必要があります。そのため、朝起きてなにも食べていない空腹の状態で朝食をとると血糖値が上がる理由もうなずけますね。

血糖値の数値に反応しているのではなくて、血液の中に流れるインシュリンの量が多いか少ないかを判断して分泌されます。人間の体の不思議を感じるお話ではないでしょうか。やはり暴飲暴食や不規則な日常生活、運動不足は肝臓に大きな負担をかけてしまいます。自分の体は自分で管理することで健康体になれることを改めて痛感するようなお話です。

大きな病気を患うと、改めて健康のありがたみが身にしみて分かります。こんなことならもっと早く自分の体を労わってあげればよかったと、後悔することもあるでしょう。すい臓と肝臓の働きを理解して、どんな生活を送ればそれぞれに負担をかけずに過ごすことができるのか、この機会にもう一度今の日常生活を見直して、改善すべき点は改善していくことをお勧めします。