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糖尿病を患うと神経障害が起こる

神経障害 糖尿病を患うと、神経障害が起こると言われています。その割合は糖尿病患者のおよそ50%、に上ると言われています。糖尿病と神経障害に関するお話をいくつかご紹介しましょう。

糖尿病を患うとどんな神経障害が現れるのか

症状はその人によって様々な現れ方をしますが、酷い場合は柔らかいものに触っただけで激痛が走る方もいるようです。多い症状のひとつとして手足がしびれるというものもありますし、その他にも物の熱さ、冷たさを感じにくくなるという症状もあります。手には手袋を、足には靴下を何枚も重ねてはいているのにいつも手足が冷たいという症状を訴える患者も多いようですね。足の感覚が鈍くなるので上手に立っていられない、歩くときにバランスを崩しやすいという話も良く聞きます。

これらの症状は、本人でなければその辛さがなかなか分からないというのがもっとも苦しいことのようです。周囲にいる健康な人に理解してもらえない、だから相談できないと一人で苦労を抱え込み、中には精神科に通うほど気が滅入ってしまう方も少なくありません。糖尿病の治療と同時進行で精神科に通っているという話は案外多いのです。もちろん、薬の飲み合わせは重要なので、どちらの担当医にも今飲んでいる薬に関する情報を伝える必要があります。気分が滅入ることで神経障害を悪化させやすいとも言われているので、早期治療が必要不可欠ではないでしょうか。

神経障害が手足に出やすいタイプってどんな人?

糖尿病にかかった人が誰でも神経障害を合併するわけではないようです。手足に神経障害が出た方のデータを見てみると、

・男性
・高齢者
・高血圧
・高脂血症
・背が高い
・血糖値の数値が良くない
・糖尿病を患っている期間が長い

これらにひとつでも多く該当していると手足に神経障害が出やすいようです。もちろん、該当していても合併症が起こらないケースもあります。糖尿病を患うと様々な合併症が現れますが、そのひとつが神経障害です。少しでも以前と違うと感じた場合はすぐに担当医に相談してください。どんな病気でも同じことが言えますが、早期発見、早期治療が第一です。

手足に神経障害が出てしまうと日常生活が不便になってしまいますから、日常生活を見直して、血糖値を正しくコントロールしながら体に余計な負担をかけない規則正しい生活を送りましょう。例えばタバコやアルコールは控えるように、という話が担当医からあると思いますが、「そのうちやめよう」ではなく、その日のうちにきっぱり断つことをお勧めします。この二つは薬の効果を減らしてしまうので、毎日しっかり薬を飲んでも高い効果を期待できなくなってしまいます。是非この機会に禁酒、禁煙を。

日常生活を送る中で、自分の体の健康を意識するだけでなく、もしも手足に神経障害が出てしまった場合は手足を守ることを意識することも大切です。例えばお風呂のお湯の温度を実際に確かめるときは温度計を使ったりすることもお勧めしたいですね。病気を必要以上に怖がることはありませんので、万が一にそなえて自分の体に合ったケアを続けていくことが大切です。もちろんそれには担当医の診察やアドバイスにも耳を傾けましょう。