home HOME → 糖尿病について → 3つのタイプがあると言われている糖尿病

3つのタイプがあると言われている糖尿病

3つのタイプ 糖尿病は古い歴史を持つ病気のひとつです。さかのぼると古代エジプト時代にはすでに糖尿病を患っていた人がたくさんいたのだとか。今では世界中に糖尿病に悩まされている人たちがいます。ここでは糖尿病の種類についてお話していくことにしましょう。

1型糖尿病について

日本人には大変少ない1型糖尿病。合併症にかかるリスクも大変高く、白人の方に多く見られる病気のひとつです。年齢は若い方だと10代でこの病気を発症する方も多いようです。すい臓はインシュリンを分泌することで知られていますが、そのすい臓にベータ細胞があります。そのベータ細胞を自分の体にとって害のあるものと間違った認識をしてしまい破壊するのが1型糖尿病の仕組みなのです。なぜ間違った認識をしてしまうのか、これはいまだに謎で研究が進められています。

この病気を発症する主な原因と言われているのが遺伝によるもの、そのほかウィルスや食べ物によるものということです。この中のウィルスに関してですが、1960年ごろにフィンランドで急激に1型糖尿病の患者が増えたのをきっかけにウィルスが原因では?という説が浮かんだわけです。食べ物に関しては、人工的に作られた赤ちゃん用のミルクの中に含まれているタンパク質が原因という話です。

2型糖尿病について

先ほどの1型糖尿病とは逆に、糖尿病を患った日本人のほとんどの方は2型糖尿病と言われています。生活習慣病の乱れと言われている運動不足や必要以上のカロリー摂取、バランスの悪い食事などが原因とみられています。そのほかに遺伝や年齢を重ねたことによるものなどが主な原因のようです。ある日、急に2型糖尿病を発症するのではなく、徐々にその可能性が高くなっていくという病気で、会社の健康診断で分かったという方も多いようです。

健康診断にも色々あるようですが、尿検査や血液検査によって判明することがほとんどです。

妊娠糖尿病について

まさかと思う方も多いようですが、赤ちゃんを身ごもっているお母さんが糖尿病を発症するケースもあります。なぜ妊娠中に糖尿病を発症してしまうのかというと、主にホルモンが変化することや、必要以上に体重が増加することが原因と言われています。

お母さんのおなかの中で育つ赤ちゃんにとって、胎盤はとても重要な役割を果たします。胎盤から色んなホルモンが分泌されるのは、赤ちゃんにしっかり栄養を与えるためなのです。ところがこのホルモンの中には、お母さんの体に対してインシュリンへの抵抗を高めてしまうものがあるのです。結果的に高血糖になり妊娠糖尿病を患ってしまうということに繋がります。妊娠中はたくさん食べなさい!という話は、戦後食べ物がなく大変だった時代の話です。今は過剰な栄養摂取は母体にも赤ちゃんにも負担がかかることを覚えておきましょう。

このように、ひとことで糖尿病と言ってもそれぞれ種類の違うタイプが存在します。どの場合も体に大きな負担がかかったことで発症してしまう病気です。日ごろの生活習慣を見直して、糖尿病を未然に防ぐための努力を惜しまないことが大切なのかもしれません。万が一、病気が発症したら正しく治療を続けることが大事です。